覚王山駅、3番出口から、徒歩1分のところにあるこちらのお店。
外観からは、おしゃれなカフェに見えますが、ここ、和菓子屋さんなんです。
とっても美味しい京生菓子と日本茶がいただけるお店ということで、グルメなお友だちの間ではとても有名でした。
私もさっそくお邪魔してみました。
覚王山の隠れた人気カフェ【和菓子菓寮ocobo(おこぼ)】の基本情報
- 営業時間 12:00~18:30(L.O17:30)
- 定休日 水曜・木曜
- 駐車場 無し
- クレジットカード 利用不可
- 完全禁煙
和菓子菓寮ocobo(おこぼ)ってどんなお店?
日泰寺の参道とは反対側、覚王山駅の3番出口を出て、広小路通りから、南に数メートル入った路地にひっそりとこちらのお店があります。
歩いて散策を楽しむからこそ、発見の多い、覚王山エリアならではの、こじんまりしたかわいいお店です。
京都で修業を積んだ店主が営む、こだわりの和菓子屋さん
外観はおしゃれでモダンな感じですが、店主は京都で和菓子作りをしっかり学ばれた職人さん。
京都では、お茶席用などで用る上生菓子を扱う「上菓子やさん」で修行されていたそう。
店名の「ocobo」も、舞妓さんが履く「おこぼ」が由来とのこと。
店内は、茶室の様に整然としていて、とてもシンプルで清潔な印象。
茶器なども綺麗に並んでいます。
日本茶も1杯1杯目の前で、丁寧にいれていただけます。
京菓子と日本茶を、気軽に楽しむことができる、モダンな佇まいのおしゃれなカフェ
店内も、おしゃれでモダンな雰囲気。
オープンキッチンをぐるっと囲む、カウンター10席だけのこじんまりしたつくり。
壁には、京都や奈良、また日本の文化などを紹介する本などが並べられています。
店内では、お茶の葉や、茶器、お皿、雑貨なども少し販売されています。
京都の和菓子と日本茶、と聞くと、とても身構えてしまいそうですが、そんなことはなく、一人でも気軽に入って甘味を楽しむことができる雰囲気がありました。
ゆっくりくつろぐことのできる店内。休日の読書などにも最適です。
店内は、どこか温かみがあり、ほっとする印象があります。
この日も読書などしながら、静かにゆっくりくつろぐお客さんが見られました。
私も、読みかけの本を持参していたので、お茶をいただきながらゆっくり読書させていただきました。
あずき
和菓子菓寮ocobo(おこぼ)のメニュー
お店に入るとすぐにショーケースがあり、和菓子が売られているのですが、奥がイートインできるカフェになっています。
おしゃれな甘味処という感じ。
イートインのメニュー
見た目も鮮やかな、季節の生菓子をはじめ、こちらのお店オリジナルでとても人気の”おこぼ餅”もカフェで味わえます。
お茶も、くき茶、お煎茶、お抹茶、ほうじ茶など、産地と味にこだわった日本茶から選べるようになっています。
杏の雫(あんずのしずく)も人気で、口コミでもたくさん見かけたのですが、期間限定?なのかな?
この日はなかったようでした。
あずき
あんみつ、豆かん、白玉きな粉など、甘味処の定番和菓子が並びます。
こちらは冬季限定のメニュー。
冬はぜんざいもいただけるんですね。
あずき
私が実際にいただいた和菓子とお茶
・白玉さつま芋あんみつ くき茶セット ¥1,240
さんざん迷った結果、”白玉さつま芋あんみつ”と”くき茶”のセットをいただくことにしました。
さつま芋餡、白玉、寒天、あんず、求肥、糖蜜寒、黒豆、赤えんどう豆、粒あんに黒蜜をかけていただきます。
寒天とお豆がキラキラして見た目もとってもきれい。
とてもシンプルで、贅沢な和菓子です。
くき茶は、白川茶の茎部分を中心に茶葉をブレンドし味が調えられたもの。
お煎茶よりも、苦みが少なく、さっぱりとした味わいの緑茶です。
二煎目、三煎目もいただくことができるので、一緒にポットでお湯が出されます。
のんびりゆっくり、お茶を楽しむことができますね。
さっそく、黒蜜をかけてみました。
あずき
寒天は高級な恵那産の糸寒天を使用しているそう。ツルツル、プリプリの食感。
塩見の利いた、赤えんどう豆と黒豆。このしょっぱさがたまらなくいいアクセント。
さつま芋餡は、加賀野菜の”五郎島金時”で作られているそう。
濃厚なさつま芋の香りと旨味、ねっとりとした食感が口の中に広がります。
甘酸っぱくて、歯ごたえのいい、杏。とっても爽やかでこれもいいアクセント。
白玉団子も、もっちもっち。まるでつきたてのお餅のようです。
あずき
おもたせに喜ばれる、お持ち帰りメニュー
お店に入ると、すぐに和菓子のショーケースが。
もちろんお土産用にお持ち帰りもできます。
私が実際に購入した和菓子
おこぼ餅 ¥190
インターネットの口コミでも評判になっていた、こちらのお店のオリジナル和菓子”おこぼ餅”をお土産にいただきました。
1個から購入することができます。
自宅用ということで、可愛らしい紙の袋に入れてくださいました。
見た目はまるで大きなキャンディーのよう。
羽二重餅に、和三盆糖蜜と、香ばしく煎ったクルミが練りこまれています。
手に持つと、とろんと落としてしまいそうなくらい、フワッフワ。
まるでマシュマロのようです。
フワフワでもちもちの食感の中に、カリっと香ばしいクルミも感じて、ものすごく美味しかったです。
あずき
和菓子菓寮ocobo(おこぼ)へのアクセス・営業時間あれこれ
▼スマホの場合は左右にもスクロールできます
店名 | 和菓子菓寮ocobo (おこぼ) |
住所 | 愛知県名古屋市千種区観月町1丁目8番地 ツインビービル覚王山 |
駐車場 | 無し 近隣にコインパーキングあり |
営業時間 | 12:00~18:30 (L.O.17:30) |
定休日 | 水曜日・木曜日 |
電話番号 | 052-752-6789 |
席数 | 10席 |
分煙 | 完全禁煙 |
覚王山★和菓子菓寮ocobo(おこぼ) まとめ
材料、製法など、こだわりのつまった、京和菓子と日本茶が気軽に味わえる、覚王山の隠れた名店。
かしこまらず、気軽に入れる、カフェのようなモダンな店内は、落ち着いてくつろげる温かな空間。
大通りから一本入った路地にあるので、少しわかりづらい場所ですが、ぜひ覚王山散策の際は足を運んでみてください。
あずき